辛いダイエットを改善しよう !

ダイエットのためにジムに通ったり、ジョギングしたりしてみたけれど、続かなかったという経験はありますか?その主な理由は、辛いからではないでしょうか。
楽しいことだと、ちょっとやそっと忙しくても、疲れていても続けていけるものですが、辛いことだと続けていくのが挑戦になります。ダイエットを続けていくためには、辛いダイエットから卒業するようにおすすめします。
毎日の行動から身体の引き締めを意識
辛い運動をしなくても、普段の生活の中で何気なくやっている行動を一工夫することで、身体の引き締めは可能です。
・階段を使用する
エスカレーターやエレベーターがあると、つい使ってしまいがちですが、ダイエットのためには敢えて階段を使いましょう。階段を使って上り下りすることで、太ももやヒップの筋肉を鍛えることができます。階段を上るときにつま先立ちで上るようにすれば、ふくらはぎのエクササイズにもなりますよ。
・姿勢正しく座る
デスクワークなどで座っているときに、背筋を伸ばして正しい姿勢で座るようにしましょう。そうすることで、腹筋と背筋を鍛えることができます。また、座っているときに脚を組まずに、太ももと膝、足首をピッタリと揃えて座るようにすると、脚の筋肉にも負荷をかけることができるのでおすすめです。
・食前にコップ1杯水を飲む
食前にコップ1杯の水を飲むと、食べ過ぎを防ぐことができるというメリットがあります。食べる量をコントロールすることは難しくても、食前に水を飲んでおけば満腹感を感じやすくなりますから、自然と食べる量を抑えることができるのです。
寝る前ストレッチでリラックス!
普段使っていない筋肉を急に使ったりすると筋肉痛になったりするものです。身体を引き締めるために始めた行動で痛みや凝りが出てきたように感じたら、寝る前にストレッチをするようにしましょう。
ストレッチをして筋肉をほぐしていくと、血管の圧力も下がって筋肉の痛みや凝りが解消されてきます。
また、気持ちの良いストレッチをすると「カルノシン」というホルモンが分泌されます。このホルモンは自律神経を整えてくれて、眠りの質も上げてくれるダイエット中にはうれしいホルモンなんです。
リラックスできるおすすめストレッチ2つご紹介します。
・猫と犬のストレッチ
1.床に両手、両ひざをつけて、背中は床と並行にする
2.息を吐きながら、骨盤から首に向けて背中を丸めていく
3.息を吸いながら、おへそを地面に近づけるように腰を反らせる
ゆっくり息を吐いたり吸ったりしながら、3セット繰り返していきます。
・フラミンゴのストレッチ
1.マットを敷いて仰向けに寝ます
2.右膝を両手で抱えながら胸に近づける
3.右手で右膝を掴み、左手で足首を持って胸に近づける
4.右膝を左手に持ち替えて、左側に足を倒す
5.顔を右側に向けて腹部をねじる
6.反対も同じ要領で行う
それぞれの動作は4呼吸ほどかけながら、ゆっくりと行いましょう。

辛い食事制限ダイエットはやめる!

食べることが好きな人にとって、ダイエットの為に食事制限するのは本当に挑戦になりますよね。
食事のことを考えるのはやめよう
痩せるためにカロリー制限しないといけない、糖質制限しないといけないと、ずっと考えていると、1日中食事のことばかり考えるようになってしまいます。
空腹なのに食事のことばかり考えてしまう、そんな状態になったら辛いですよね。もし、その状態でストッパーが外れてしまったら、ドカ食いしてしまいそうで不安にもなるかもしれません。
また、人によってはカロリーを気にしすぎるあまり、摂食障害になってしまうこともあります。体重を落とすことができても、病的なほど痩せてしまっていたら、全く魅力的ではありません。
食べることができないとストレスでダイエットの効率が逆に悪くなると感じることがあるなら、食事制限をすることは一先ずやめましょう。
最近、炭水化物抜きダイエットは短期間で痩せることができるとして人気がありますが、この方法はおすすめできません。
炭水化物を抜くと身体がエネルギー不足になり、筋肉が落ちやすくなります。筋肉量が減ることで基礎代謝が減り、痩せにくい身体になってしまうというデメリットがあるからです。
また、炭水化物の代わりに肉などのタンパク質でエネルギー補給をしようとすると、腎臓に負荷がかかります。さらに、ビタミンやミネラルといった栄養素も不足しがちになるなど、炭水化物抜きダイエットは身体にとっても良くないんです。
辛いものの取りすぎに注意!
辛いものを取ると、「脂肪燃焼効果が促進される」「発汗作用があり代謝が良くなる」と聞いたことがあるかもしれません。
とはいえ、辛いものを取っていれば痩せられるかというと、そうではありません。例えば、唐辛子に含まれるカプサイシンは脂肪燃焼効果があると言われていますが、その効果が発揮されるのは運動と組み合わせたときだけです。
カプサイシン自体には脂肪を燃焼させる働きがないため、運動しなければ効果を得ることはできません。
辛いものを取りすぎることには別のリスクもあります。それは、胃が荒れてしまう可能性があるということです。胃や食道があまり強くない人の場合、取りすぎることで炎症や下痢になってしまうこともあります。
また、辛いものには食欲増進効果があるため、ついつい食べ過ぎてしまうこともありますし、高カロリーのものも多いので、摂取カロリーが増えてしまう可能性もあります。そうすると、ダイエットのために辛いものを食べているのに、逆に太ってしまうということになりかねません。
辛いものだからいくら食べても大丈夫という思い違いはしないようにしましょう。

1人で頑張らずに取り組むのも大切

1人でストイックにダイエットできる人もいるとはいえ、多くの人は1人でダイエットを継続させていくことに難しさを感じているのではないでしょうか。
そんな人におすすめのダイエット方法を2つご紹介します。
オンラインダイエット
「オンラインダイエット」という言葉を初めて聞いた人もいるかもしれません。これは自分のスマートフォンやPCのアプリを使って、パーソナルトレーナーの指導を受けることができるサービスです。
いつでもどこでも受講することができるため、忙しくてなかなかジムに行けない人も利用できるというメリットがあります。
オンラインダイエットでは、パーソナルトレーナーがカウンセリングをしてくれて、自分に合ったダイエット法を提案してくれます。トレーナーがマンツーマンでサポートしてくれるので、1人では辛くて挫折してしまったという人も、ダイエットするモチベーションを保ちやすくなります。
パーソナルジムに通ってトレーナーの指導を受けるとなると、ひと月で数十万することもありますが、オンラインの場合はジムに行くよりも安く指導を受けることができるというメリットもあります。

まとめ
痩せたいけど辛いダイエットはしたくないという人は、普段の生活の中で何気なくやっている行動を一工夫することで身体を引き締めることが可能です。
食事制限も辛いと感じるのであれば、スパッとやめてしまいましょう。1人でのダイエットが辛いというのであれば、オンラインダイエットを利用してみるのもおすすめです。