世界品質の美を求める全ての女性に届けるミス・パリの記事ブログ

脂肪燃焼スープダイエットは効果ある?正しいやり方とルールを解説

2023.01.24

ダイエット

脂肪燃焼スープは、常備している野菜で簡単に作れるダイエットメニューです。低カロリーで野菜がたっぷり摂れる健康的なスープであることから、ダイエットのなかでも人気が高まっています。

今回は、脂肪燃焼スープダイエットの効果とメリット・デメリット、正しいやり方のルールについて紹介します。

この記事は約6分7秒で読み終わります。

 

脂肪燃焼スープとは?どんな効果が期待できる?

 

脂肪燃焼スープダイエットは、手軽に作れて満足感のあるスープを用いたダイエット法のひとつです。食べながら理想の体型を目指しましょう。

 

脂肪燃焼スープとは

 

脂肪燃焼スープは、野菜がたっぷり入ったヘルシーなスープです。脂肪燃焼スープダイエットは、肥満の患者さんを無理なく減量させるために、医療機関で考案されました。

 

脂肪燃焼スープダイエットは、野菜スープと決められたメニューを、毎日食べるダイエット方法です。カロリーの低い野菜を使用し、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養もしっかり吸収できるため、簡単に始められるうえに美容面や健康面でも注目されています。

 

食物繊維を摂取することで腹持ちも良く、空腹感が気になりません。数多くあるダイエットのなかでも、脂肪燃焼スープは、続けやすいダイエット法といえます。

 

脂肪燃焼スープダイエットで期待できる効果

 

ダイエットスープは食事の代わりに摂ることで、糖質の摂取量が抑えられるため、低糖質ダイエットと同様の効果が見込めるといわれています。

 

通常の食事の場合は、糖質がエネルギー源となりますが、脂肪燃焼スープダイエットは糖質を制限するため、代わりにたんぱく質や脂質がエネルギー源として使われるのです。

 

たんぱく質や脂質がエネルギー源になることで、脂肪が燃えやすくなることから、『脂肪燃焼スープ』と呼ばれているのです。

 

また、脂肪燃焼スープによって体が温まり、血液やリンパが全身に巡ることで、さまざまな相乗効果をもたらします。

 

・ 老廃物を排出する

 

カリウムやマグネシウムを含む野菜を使っている脂肪燃焼スープは、デトックス効果が期待できます。体にたまった老廃物の排出を促すため、むくみ対策に効果的です。

 

また、脂肪燃焼スープは新陳代謝を促します。短期間で脂肪が燃焼しやすい体をつくることができるので、ダイエットに最適です。

 

・ 腸内環境を整える

 

脂肪燃焼スープで使用する野菜は、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は腸の働きをサポートする役割があり、腸内の悪玉菌の増殖を抑制するはたらきもあります。こうして腸内環境が改善すると、便が溜まりにくくなったり老廃物を排出しやすくなったりするため、健康的に痩せやすくなるのです。

 

また、腸内環境が整うことで栄養を吸収しやすくなります。栄養がしっかり吸収されると食べすぎを防げるので、無理なくダイエットを続けることができます。

 

・ 体の冷えを取り除く

 

野菜に多く含まれているビタミンには、毛細血管を広げる作用があるため、血行が良くなります。脂肪燃焼スープとして摂取することで体の芯から温まり、体の末端にも血液が届きやすくなるので、冷え性でお悩みの方におすすめです。

 

また、血行が良くなると基礎代謝も向上します。基礎代謝が上がることでエネルギーを消費しやすくなるので、ダイエットの効率も上がるのです。

 
 

脂肪燃焼スープダイエットのメリットとデメリット!

 

どんなダイエット方法であっても、メリットとデメリットが存在します。脂肪燃焼スープのダイエットを行う際も、しっかりメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。

 

メリット

 

まずは、脂肪燃焼スープダイエットのメリットから見ていきましょう。

 

【メリット】
・野菜がたっぷりで栄養が豊富
・簡単に作れて、作り置きもできる
・体が温まり、胃腸の働きがよくなる
・カロリーが低いため、たくさん食べても太りにくい

 

脂肪燃焼スープは、なんといっても低カロリーなのが魅力です。食事量を制限しすぎず、できるだけお腹いっぱいに食べたい人に適しています。また、脂肪燃焼スープダイエットは短期間で集中して取り組めるため、イベント前に体重を落としたい場合も効果的です。

 

デメリット

 

次に、脂肪燃焼スープのデメリットを確認しましょう。

 

【デメリット】
・たんぱく質不足になりやすい
・元の食生活に戻したときにリバウンドしやすい
・カロリーが大幅にカットされるため体に負担がかかる

・長期間は継続できない
・途中で挫折してしまうことがある


 

脂肪燃焼スープは短期間で痩せる方法のため、食生活を戻すとリバウンドしてしまうことがあります。

 

また、脂肪燃焼スープはシンプルな料理だからこそ、同じものばかりでは飽きてしまう傾向にあります。脂肪燃焼スープダイエットの間は、他の食事が食べられないストレスから、ダイエット終了後に暴飲暴食しないよう注意しましょう。

 
 

脂肪燃焼スープの作り方を紹介!

 

脂肪燃焼スープの材料は、スーパーでそろえやすいものばかりです。

 

以下では、脂肪燃焼スープの作り方を紹介します。

 

脂肪燃焼スープの基本食材と選び方のポイント

 

使用する野菜は、基本的に下記の6種類です。

 

・キャベツ
・にんじん
・玉ねぎ
・ピーマン
・セロリ
・トマト

 

6つの基本食材の中で、ピーマン以外はできるだけ抜かないようにしましょう。季節によって6種類の野菜が手に入りにくい場合や、どうしても苦手な野菜がある場合は、代わりの野菜を使用してもOKです。代わりの野菜を選ぶときは、カリウムと食物繊維を多く含んでいる食材を選んでください。

 

野菜選びに迷ってしまったら、以下の野菜の中から代用してみましょう。

 

・小松菜
・ほうれん草
・パプリカ
・ブロッコリー
・ニラ
・かぼちゃ

 

腸内環境を整えるために、食物繊維となるキノコ類やこんにゃくを加えるのもおすすめです。

 

脂肪燃焼スープの作り方

 

脂肪燃焼スープの材料を揃えたら、以下の手順でスープを作っていきましょう。

 

【脂肪燃焼スープの作り方】
1.すべての野菜を食べやすい大きさにカットします。
2.鍋に野菜を入れ、具材が浸るくらい水を入れます。
3.沸騰したらアクを取り、5分ほど煮込みます。
4.コンソメや塩こしょうで味を調えたら完成です。

 

大鍋で作って冷蔵または冷凍すると、より長い期間でスープが楽しめるのでおすすめです。脂肪燃焼スープを冷凍するときはよく冷まし、1回に使う分量を冷凍用の保存袋に入れて、空気をしっかり抜いて保存しましょう。

 

脂肪燃焼スープをアレンジするときの注意点

 
 

体に良い脂肪燃焼スープでも、毎日同じ内容では飽きてしまうこともあるでしょう。そんなときは、カレー粉やガーリックなど好みのスパイスを加えて味に変化をつけてみましょう。スパイスが加わるだけで、ダイエットが続けやすくなります。

 

しかし、ここで注意しておきたいのがスパイス選びです。市販のカレールーには脂肪分が多く含まれているため、カレー風味のスープをつくるときは、カレー粉での調理をおすすめします。

 

さらに、体が慣れてきた4日目と5日目は具材を増やし、豆腐や豆乳を加えることでたんぱく質を適度に摂取することが可能です。また、味噌や醤油を加えると、和風の味付けになります。

 
 

1週間のスケジュール例を紹介!脂肪燃焼スープダイエットの実践方法

 

脂肪燃焼スープダイエットは、1週間の食事をスープに置き換える方法です。

 

脂肪燃焼スープダイエットは、1日3食スープに置き換える方法と、夕食夜のみ置き換える方法があります。食事制限が辛い人や仕事などで日中の置き換えが難しい場合は、夜のみで構いません。

 

1週間(3食置き換える場合)のスケジュール例は、以下のとおりです。

 
       
1日目 脂肪燃焼スープ 脂肪燃焼スープ 脂肪燃焼スープ
2日目 脂肪燃焼スープ+野菜(いも類のみ) 脂肪燃焼スープ+野菜(いも類のみ) 脂肪燃焼スープ+野菜(いも類のみ)
3日目 脂肪燃焼スープ+野菜(いも類のみ)+果物(バナナ以外) 脂肪燃焼スープ+野菜(いも類のみ)+果物(バナナ以外) 脂肪燃焼スープ+野菜(いも類のみ)+果物(バナナ以外)
4日目 脂肪燃焼スープ+バナナ 脂肪燃焼スープ+バナナ 脂肪燃焼スープ+バナナ
5日目 脂肪燃焼スープ+肉か魚+トマト(6個まで) 脂肪燃焼スープ+肉か魚+トマト(6個まで) 脂肪燃焼スープ+肉か魚+トマト(6個まで)
6日目 脂肪燃焼スープ+肉か魚+茹で野菜 脂肪燃焼スープ+肉か魚+茹で野菜 脂肪燃焼スープ+肉か魚+茹で野菜
7日目 脂肪燃焼スープ+玄米+野菜+野菜ジュース 脂肪燃焼スープ+玄米+野菜+野菜ジュース 脂肪燃焼スープ+玄米+野菜+野菜ジュース
 

段階的に、いも類や果物、肉や魚などのたんぱく源を追加していきます。飲み物は、水かお茶にし、3日目までは野菜ジュースなどの市販品は避けてください。

 

4日目はスキムミルク500mlまで摂取可能です。いも類を食べるときは、カロリーが高くならないようにそのまま食べましょう。

 

脂肪燃焼スープダイエットは、たんぱく質が不足しやすく栄養バランスの乱れにつながるリスクがあるので、注意が必要です。たんぱく質不足に注意するために、ささみなど高たんぱく質な食品を組み合わせると良いでしょう。

 
 

脂肪燃焼スープダイエットのルール

 

脂肪燃焼スープダイエットは、短期間で痩せることを目指すダイエット法のため、ルールを守ることが大切です。

 

1週間のスケジュールを厳守する

 

脂肪燃焼スープダイエットは、短期間に集中して行います。いくら健康的で体に良い食事であっても、3食すべてをスープに置き換えると必要な栄養が摂れません。栄養が不足すると健康を損なうリスクもあるため、1週間以上続けないようにしましょう。

 

脂肪燃焼スープダイエットをするとき、以下の点をポイントにすると、効果をより高めることが期待できます。

 

・間食はせずに決められた食事を摂取する
・揚げ物や小麦粉製品は控える
・食事をするときは脂肪燃焼スープから食べる

 

1週間、上記に注意しながら取り組んでみましょう。

 

スープは量を減らさずしっかり食べる

 

ダイエット中に摂る脂肪燃焼スープは、決められた量は減らさないことが大切です。少なくとも、1日1杯はスープを飲みましょう。お腹が空いても間食はせずに、スープを飲むようにしましょう。

 

飲み物は水かお茶にする

 

スープ以外の飲み物は、基本的には水かお茶にしましょう。コーヒーはブラックなら、飲んでも問題ありません。アルコールは糖質が含まれているものが多いため、ダイエット開始日の前日から控えるようにしましょう。

 

無理はしない

 

脂肪燃焼スープダイエットは、タイミングも重要です。生理中や体調が良くないときは行わず、体調が安定してからスタートするようにしましょう。ダイエット期間中だとしても、体調不良が起きたら無理せず中止した方が良いです。

 

脂肪燃焼スープダイエットは摂取するエネルギー量を大幅に抑えるダイエット法のため、体調が不安定なときは向いていません。無理をすると健康を損なうおそれがあるので注意しましょう。

 

ちなみに、女性が痩せやすいのは生理終了後7~10日の間です。脂肪燃焼スープダイエットを実施するなら、このタイミングを狙ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

 

脂肪燃焼スープダイエットは、6種類の野菜を煮込んで1日3食置き換えるダイエット法です。取りかかりやすく、短期間で集中して行えることから、気軽なダイエット法として人気です。

 

とはいえ、やり方を間違えてしまうと、栄養バランスが一時的に乱れるため注意が必要です。体に負担をかけずに、栄養を考えながら無理なくダイエットができるよう、本記事を参考にしながらチャレンジしてみましょう。

 

RELATED POSTS 関連記事