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セルライトが気になりだした!原因と今すぐできるマッサージ!

2022.07.13

ダイエット

太ももやお尻などにつくセルライト。できることなら除去したいと思うものの、なかなか取れずに悩んでいるという方は少なくありません。
今回はセルライトがつく原因と、セルライトを改善する方法についてご紹介します。セルライトにアプローチするマッサージについても伝授しますので、お役立てください。

この記事は約6分42秒で読み終わります。

 

でこぼこが気になる!セルライトのセルフチェック

 

一度ついてしまうと、なかなか消えないセルライト。そもそもセルライトとは何なのか、また、なぜできてしまうのか、理由をみていきましょう。

 

セルライトとは

 

セルライトとは、皮下脂肪が塊となったものです。皮下脂肪は、皮下組織に脂肪がついた状態のことですが、セルライトはその皮下脂肪が老廃物や水分などを取り込んで、さらに肥大化したもののことをいいます。

 

体のなかでも脂肪が多い部位、特に太ももやお尻、腰周りなどにつきやすく、一度つくと落としにくいのが特徴です。セルライトが落ちにくい原因は、肥大化した脂肪の塊をコラーゲン繊維が包み込んで、しっかりとコーティングしてしまうことにあります。

 

普通の脂肪は運動などによって燃焼するものの、コラーゲン繊維によってコーティングされて固まってしまったセルライトは、運動ではなかなか消費されません。しかも、セルライトがあると血流を妨げるため、ついたセルライトを放っておくと、どんどんと増えてしまう可能性もあります。

 

見た目は悪いセルライトですが、セルライト自体は医学的には有害なものではなく、正常な状態とみなされます。

 

脂肪が多い部位につきやすいとはいえ、「肥満だからできるもの」というわけでもなく、痩せ気味の女性でも、太ももやお尻などにセルライトが見られることも少なくありません。

 

セルライトのレベルチェック!

 

セルライトができていない状態とは、皮膚と皮下脂肪を一緒につまんだとき、皮膚も皮下脂肪組織もなめらかに感じる状態です。

 

これを踏まえて、セルライトがありそうな部分を同様の方法でチェックしてみましょう。つまんだときの状態や見え方で、セルライトの進行レベルは以下の4つに分けられます。

 

■レベル1:目立った変化が見られない

 

お肉をつまんでも、見た目の変化はまったく見られません。

 

普段の症状として、ときどきむくみが見られる、傷やアザが治りにくいことがあるといったことはありますが、この程度ならまだエステなどの対策を検討する必要はありません。

 

この先セルライトができないように、生活リズムに注意しましょう。

 

■レベル2:皮膚が厚く感じる

 

セルライトができていると、親指と人差し指でつまんだ皮膚は厚く、少し柔らかく感じるほどの感触になります。

 

気が付いたときにあざができている方や、むくみやすいと感じる方が増えてくるレベルです。

 

まだ具体的な対策をしなくても問題ないレベルですが、セルライトが進行しないように健康的な食生活や運動などをしっかり行うことをおすすめします。

 

■レベル3:つままなくても軽いデコボコが見られる

 

皮膚をつままなくても、皮下のセルライトが確認できる状態です。セルライトが毛穴や汗腺を押し上げるため、皮膚表面がデコボコになっていきます。この状態はかんきつ類の皮のように見えるため「オレンジピールスキン」とも呼ばれます。

 

このレベルになると、具体的な対策を検討したほうが良いでしょう。お風呂で揉みほぐしを丹念に行うことで改善される可能性もあります。

 

■レベル4:つままなくても大きなデコボコが見られる

 

皮膚表面のデコボコが見えるほどになり、見た目にも影響してきます。また、セルライトが進行するとむくみが慢性化して冷えやすくなり、皮膚を触ると冷たく感じることがあります。

 

このレベルになるとセルフケアでは対処するのは難しいため、エステなどでセルライトを見てもらったほうが良いでしょう。

 

実際に皮膚をつまんだとき、レベル1〜2の症状であれば、生活習慣の見直しで改善できる可能性はあります。しかし、レベル3〜4の状態になると、改善には時間がかかるかもしれません。場合によってはエステなどの施術も検討しましょう。

 

もちろん、レベルが低くてもセルライトが気になる人は、エステサロンなどで見てもらうのがおすすめです。

 
 

私生活からセルライトの改善をするには

 

セルライトを落とすのは簡単なことではありませんが、セルライトを改善するためにできることはあります。私生活において努力できる点をご紹介していきますので、実践してみてください。

 

食生活の改善

 

セルライトがつきやすい食生活から、セルライトをつけない食生活に改善しましょう。

 

■避けたい食生活

 

脂っこい食べ物や塩分の高い食べ物、甘いものは高カロリーで脂肪がつきやすいので、できるだけ避けることをおすすめします。

 

脂肪がつきやすい食生活がセルライトをつくるからといって、極端に食事を減らすのも良くありません。なぜなら、極端に食事の量を減らすと老廃物がたまりやすくなるので、逆にセルライトがつきやすい体になってしまいます。

 

暴飲暴食はNGですが、食事をとらないのも良くないので、脂肪がつきやすい食事を避けつつ、規則正しい食生活を心がけてください。

 

代謝を良くし、体に滞った毒素をスムーズに排出するために、水分をこまめに補給しましょう。1日に飲む水の量は、1.2リットルが目安です。

 

特に、朝起きたときにコップ1杯の白湯を飲むと、内蔵を温めることができるので、全身の巡りを良くすることができます。冷たい水だと内臓を冷やしてしまうので、夏でも白湯を飲むようにしてください。

 

■セルライト解消のための食生活

 

むくみを解消するのに役立つ食べ物や、基礎代謝をアップするのに必要な食べ物を食べるようにしましょう。

 

・カリウム
カリウムには、体内にある無駄な水分を排出する作用があるといわれています。むくみを予防し、体の巡りを良くするために、意識して摂るようにしましょう。

 

カリウムは、ワカメやヒジキなどの海藻類、キュウリやセロリ、アスパラガス、里芋などの野菜、またバナナなどの果物に豊富です。

 

・ビタミンB群
ビタミンB群は、脂質や糖質を代謝するのに必要な栄養素です。不足すると、食べたものが脂肪として蓄積されやすくなるので、セルライトを予防するためには意識して摂るようにしましょう。

 

ビタミンB群が豊富な食品には、豚肉やレバー、鮭、カツオ、卵、玄米、大豆、納豆、ナッツなどがあります。毎日の食事に取り入れるように、意識してみてください。

 

・タンパク質
筋肉をつくるタンパク質は、基礎代謝アップのために欠かせません。厚生労働省によると、18歳以上の大人1日に推奨されるタンパク質の量は、男性60g、女性50gです。

 

タンパク質は、鶏肉や白身魚、マグロ、卵のほか、大豆や豆腐などの大豆製品、牛乳やチーズなどの乳製品に豊富なので、これらの食材をしっかりと食べるようにしましょう。また、どれかひとつに偏るのではなく、いろんな種類の食材からタンパク質を摂取するのがおすすめです。

 

運動

 
 

セルライト解消のためには、運動も取り入れましょう。先ほども述べたように、セルライトは脂肪のように運動すれば燃焼するというものではありません。

 

しかし、セルライトができやすい部分を鍛えて筋肉量を増やすことで、目立たなくすることはできます。セルライトがつきやすいお尻や太もも、腰回りを鍛えるスクワットやヒップリフトなどのエクササイズを毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。

 

セルライトの除去を目指すなら、有酸素運動もおすすめです。有酸素運動は体内に酸素を送り込むので、代謝を良くします。

 

特に全身運動と呼ばれている水泳は、普段の動きでは使わない筋肉を使うため、代謝アップにおすすめです。また、水によって体温が下がるのを防ごうとして体が熱を作ろうと働くので、脂肪が燃えやすいという利点もあります。

 

有酸素運動では、筋肉を繰り返し収縮させることで血流を促し、脂肪の蓄積を防ぐことができます。ただし、頑張りすぎて疲れきってしまうほど運動すると、セルライトをかえって増やしてしまうおそれもあるため、ゆっくりとしたペースで行うのがコツです。

 

また、一般的に脂肪の燃焼量が上がるのは、運動開始から20分ほど経過した後だといわれています。有酸素運動は20分以上を目標に取り組みましょう。

 
 

今すぐできる!効果的なマッサージ

 

セルライトを揉みほぐして、老廃物を排出しやすくするためのマッサージをご紹介します。お風呂上がりなどの習慣にしてみてください。

 

太もものマッサージ

 

セルライトのつきやすい太ももをしっかりとしごいて、凝り固まったセルライトをほぐしましょう。

 

①手のひらで右太ももをつかむ
②足の付け根に向かって揉みあげる
③表、内側、外側に分けて、まんべんなく揉みほぐす
④左太ももも同様に揉む

 

※左右の太ももを3~5回を目安に揉みほぐしましょう。

 

ふくらはぎのマッサージ

 

太ももと同様に、ふくらはぎもセルライトが気になりやすい部位です。

①床に右膝を立てて座る
②ふくらはぎの力を抜きながら、左手の親指と他の指で右アキレス腱をつまむ
③軽く力を入れて押さえ、膝に向かって揉みあげる
④反対側の足も同じ要領で入念にマッサージする

両足とも、かかとから膝までそれぞれ10回を目安に行うようにします。

 

足首のマッサージ

 

足首は体の末端となる部位です。心臓から遠い位置にあるため、血流が滞りやすく、老廃物も溜まりやすい部位といえます。

①両手の親指と人差し指でくるぶしをつかむ
②軽く力を入れて押さえ、力を抜いた状態で繰り返し揉んでいく
③反対側の足も同じ要領で入念にマッサージする

両足とも、20回を目安にマッサージしましょう。

 

お尻のマッサージ

 

お尻もでこぼこのセルライトがつきやすい部位です。マッサージを頑張って、少しでも老廃物の排出をスムーズにしましょう。

 

①片方の脚を少し後ろに引いて立つ
②後ろに引いた方の脚の太ももの付け根から腰までを両手でさすりあげる
③お尻の横の肉も腰の後ろのほうに寄せるイメージで揉みほぐす
④②と③を5回ほど繰り返す
⑤今度は反対の足を少し後ろに引いて同様に行う

 

食生活を改善し、運動やマッサージを続けていけば、でこぼこのセルライトにも少しずつ変化が生まれてくるはずです。最初は効果がないように思えても、粘り強くセルライト対策を行っていくようにしましょう。

 
 

まとめ

セルライトの原因と対策方法をご紹介しました。セルライトの除去は簡単ではありませんが、運動やマッサージを頑張ることで、徐々に目立たなくすることはできます。

 

放っておくと、さらにセルライトが増えていく可能性もありますから、今のうちから対策を講じるようにしたいものです。

 

自力での対策に限界を感じたら、エステサロンにてプロの手を借りてみてはいかがでしょうか。

 

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