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40代の顔のたるみは改善できる?セルフケアの方法をご紹介

2021.07.26

40代以上

40代になると、顔のたるみが気になり始める人も多いのではないでしょうか。年齢に関係なく、いつまでも若々しい表情を保つには、普段からのお手入れが重要です。どのようなお手入れをすると効果が期待できるのか、詳しく解説します。

この記事は約4分57秒で読み終わります。

 

40代の「顔たるみ」の原因は5つ

 

40代において顔たるみが起こる原因は、主に次の5つが考えられます。ひとつずつ見ていきましょう。

 

肌の老化

 

40代を迎えると、女性の体は徐々に変化が起きるようになりますが、そのうちのひとつが「エストロゲン」の減少です。エストロゲンとは、女性ホルモンのひとつであり、肌を美しく保つ働きを持っています。このエストロゲンが減少すると、線維芽細胞という細胞の働きが弱ってしまいます。

 

線維芽細胞は、コラーゲンやエラスチンなどの女性ホルモンを作る以外にも、美肌を作る・新しい細胞を増やすなどの働きがあります。そのため、その機能が衰えると、肌の老化が起こってしまうのです。

 

紫外線の影響

 

太陽光に含まれる紫外線(UV)も、肌に大きな影響を及ぼします。紫外線の中で最も波長が長い UV-Aは、表皮の奥にある真皮まで届くことが分かっています。

 

UV-Aを受けることで、コラーゲンやエラスチンが破壊され、ハリや弾力が失われてしまうのです。

 

むくみ

 

次にあげる症状や生活習慣などに心当たりがある人は、むくみが顔のたるみの原因となっている可能性が高いため、注意しましょう。

 

・冷え性
・運動不足
・姿勢が悪い
・アルコールや塩分の摂取量が多い
・ストレスを感じることが多い

 

むくみの症状が起こるのには、ホルモンの分泌量以外にも内臓機能の低下が原因となっていることもあります。日常生活で注意できるものも多いので、日頃から心がけていきましょう。

 

肌の乾燥

 

加齢により、皮膚やセラミドなどの分泌が低下すると、肌が乾燥しやすくなります。さらに、コラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸などの肌成分も、乾燥の影響を受けやすいことが分かっています。

 

肌が乾燥してしまうと、ターンオーバーの機能が衰え、たるみが起こりやすくなるのです。さらに、老化を早めたり紫外線の影響を受けやすくなったりすることもあるため、乾燥には十分気をつけなくてはいけません。

 

顔周りの筋肉の衰え

 

顔の筋肉のひとつである表情筋は、加齢とともに機能が衰えていきます。これにより、顔周りの皮膚や脂肪が支えられなくなり、結果として顔がたるんでしまうのです。

 
 

顔のたるみを改善する方法

 

顔のたるみは、適切な対策を行うことで改善が期待できます。次に紹介する方法を試し、たるみを改善してみましょう。

 

スキンケア

 

先ほど紹介した乾燥や紫外線などから肌を守るのに、スキンケアは欠かせません。紫外線対策として、日焼け止めは季節に関わらず、年中使うようにしましょう。その上で、外出時には帽子や日傘・ストールなどを使い、紫外線をブロックすることで肌に直接あたらないようにしましょう。

 

さらに、スキンケアアイテムを選ぶときに、保湿ができるアイテムを選ぶのも大切です。特に保水力が高い成分はセラミドですが、その他にもコラーゲンやヒアルロン酸・スクワランなども、乾燥肌に効果が期待できます。

 

生活習慣の改善

 

生活習慣を改善することで、体調だけでなく顔のたるみにも効果が期待できます。

 

理想の睡眠時間は人によって異なりますが、できるだけ7時間以上の睡眠を取るように心がけましょう。睡眠をしっかりとると、肌の修復および自律神経やホルモンバランスの働きを良くすることができます。

 

食事をとる際は、糖質や脂質の摂り過ぎに十分注意し、タンパク質を多く取り入れるようにしましょう。脂質を摂り過ぎると、肌の老化を促進させると言われているためです。さらに、主食:副菜:主菜を3:2:1の割合で取り入れることが、理想の食事バランスとされています。

 

また、適度な運動を行うと、血流の改善効果やストレス解消につながると言われています。ストレスが溜まるとホルモンバランスが崩れやすくなるので、注意しましょう。エレベーターに乗らず階段を使ったり、一駅分歩いたりするなど、気軽にできる運動から始めるのが大切です。毎日少しずつ運動を行って、習慣化できるのが理想です。

 

顔周りの筋肉を鍛える

 

目元や口元などの筋肉を意識して動かすと、表情筋を鍛えることにつながります。最初のうちは、口角を上げたり食事中によく噛むようにしたりするだけでも、効果が期待できます。表情筋を鍛えると、長年の習慣となっていた表情の癖も改善でき、歪みも解消されるかもしれません。

 

また、美容機器などの美容ツールを活用するのも良いでしょう。自分が鍛えたい部分に合った美容ツールを選びましょう。

 

マッサージ

 

顔のマッサージを行うと、リンパの流れが良くなり、たるみの改善に繋がります。頭皮周りも、顔と皮膚がつながっているため、一緒にマッサージするのがおすすめです。

 

それぞれの箇所のマッサージを行うのに、流れを簡単に説明します。

 

1.顔全体のマッサージ
顔全体のマッサージを行うには、まず首とデコルテにあるリンパを流して、下準備を行います。これにより、リンパが流れやすくなり、その後のマッサージ効果を高めることができます。

 

流す方法は、まず指2本を使い、鎖骨に沿って内側から外側にゆっくり流します。そして耳下腺を指2本で10回回したのち、耳の後ろから鎖骨に向かって5回流しましょう。

 

次に、額を下から上へ10回ゆっくりと引き上げ、こめかみまで指を滑らせてからこめかみを押し、頬と口の周りをほぐしてから、首筋へとリンパを流します。そして、顎からフェイスラインに沿って、首筋までさらにリンパを流しましょう。

 

2.まぶたのリフトアップマッサージ
まぶたがたるんでいると、しわの原因になる可能性があるほか、年齢が高く見えてしまうこともあります。これを予防するには、リフトアップマッサージを行いましょう。

 

まず、下まぶたのたるみを流すのに、目頭の下から目尻に向けて、内側から外側へと指で滑らせましょう。この時、こすらないように注意し、指で軽くタッピングすると効果的です。

 

そして、片手を目尻・もう片手を目尻から斜め上に引き上げ、両手でこめかみを引き上げましょう。

 

3.側頭筋マッサージ
長時間スマホを見たりパソコン作業を行ったりすると、耳の上からこめかみあたりの側頭筋が硬くなってしまいます。眼精疲労も溜まってしまいますので、側頭筋をほぐすことで顔のリフトアップ効果が期待できます。

 

側頭筋のマッサージには、指の腹を使ってマッサージする方法のほかに、手をグーにして押さえる方法もあります。側頭筋の近くには「率谷(そっこく)」というツボがあり、頭がスッキリするほか、頭痛解消の効果も期待できると言われています。ぜひ試してみましょう。

 

側頭筋と合わせて、たるみやほうれい線が気になる箇所を、ピンポイントでプッシュするのも大切です。できるだけ、筋肉を意識してマッサージするようにしましょう。

 

エステ

 

エステでは、顔のたるみ改善を始めとした肌の悩み解消を目的として、専用機器を使った多彩なケアが受けられます。美容医療よりも料金が抑えられ、通いやすいことも魅力です。プロの手を借りて、顔のたるみ改善を目指すのも良いでしょう。

 
 

まとめ

顔のたるみを改善するには、今回紹介した方法を実践すると、改善できる効果がかなり期待できます。40代は、体に様々な変化が起きるため、早めに対策をとることが重要です。どの方法も、すぐに実践できるものばかりですので、ぜひ毎日の生活に取り入れて行ってください。

 

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