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コルセットダイエットに挑戦!成功のポイントと注意点を解説

2023.01.13

ダイエット

SNSでも一時期話題となったコルセットダイエットは、コルセットを着用するだけで痩せられると評判です。しかし、危険性について気になる人もいるのではないでしょうか。

この記事では、コルセットダイエットについて紹介しながら、正しいやり方や行うことのメリット、注意すべき危険性などについて解説します。コルセットダイエットをやるべきか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

この記事は約7分32秒で読み終わります。

 

コルセットダイエットとは?

 

コルセットダイエットとは、コルセットの引き締める働きを利用して、1日数時間着用することでダイエット効果を得ようとするものです。

 

「コルセット」は、ドレスを着る際に体のラインを美しく見せるために着用するものや、腰痛予防として腰回りに着用するものを指します。

 

コルセットを着用すると、肋骨部分からウエストにかけて体を引き締める働きがあります。

 
 

コルセットダイエットのやり方

 

「コルセットダイエットに挑戦してみたい!」という人のために、基本的なコルセットダイエットのやり方を紹介します。

 

1.自分のウエストサイズを測る

 

自分のウエストに合わせたサイズのコルセットを選ばないと、思うような効果にはつながりません。まずは自分のウエストサイズを測りましょう。

 

2.ウエストサイズよりも2~3cm小さいコルセットを用意する

 

ウエストサイズを測ったら、そのサイズよりも2~3cm小さいコルセットを用意します。コルセットダイエットでは、締め付けることでウエストを細くしていくため、ぴったりサイズを着用していては思うような効果が出にくいのです。

 

とはいえ、サイズが小さすぎる場合は、「コルセットが締まらない」「苦しくて何もできない」といった不具合が起こります。そのため、コルセットはジャストサイズよりも、少し小さいくらいのものを選びましょう。

 

また、コルセットにはホックで留めるタイプのものと紐で締めるタイプがありますが、締め付けを調整しやすい紐で締めるタイプがおすすめです。

 

3.最初は無理せず、徐々に紐をきつく締め上げる

 

最初は無理せず、きつくない程度の締め付けで着用しましょう。コルセットに慣れてきたら、毎日少しずつ紐をきつく締め上げていきます。

 

4.最終的にフルクローズ状態を目指す

 

最終的に目指すのはフルクローズの状態です。フルクローズとは、紐をこれ以上締め上げることができない状態のことを指します。フルクローズの状態になったら、次はひとつ小さいサイズのコルセットに移行し、目標サイズまで引き締めていきましょう。

 
 

コルセットダイエットをするメリット

 

ここではコルセットダイエットのメリットを紹介します。

 

ただし、本記事で紹介するメリットは一般的にいわれていることであり、効果の現れ方には個人差があります。

 

1.正しい姿勢をキープできる

 

コルセットには、ボーンという骨組みが入っているため、着用すると外側から腰回りを固定できます。そのため、自然に正しい姿勢をキープできるのがメリットのひとつです。

 

姿勢を意識していないと背中が曲がってしまう猫背の人でも、コルセットを着用することで猫背の改善につながります。

 

日ごろの姿勢の良し悪しは、ダイエットおよび健康に大きく影響します。コルセットダイエットを行うことで、正しい姿勢を見直すきっかけになるでしょう。

 

2.食欲を抑える効果が期待できる

 

コルセットダイエットでは、コルセットでお腹周りをギュッと締め付けるため、食べ過ぎの予防につながります。

 

着物を着ていると、帯がきつくてあまり食べられないのと同じ原理です。「食べないようにしよう」と意識しなくても、コルセットを着けていないときよりも早く満腹を感じるため、食べ過ぎを抑えられます。

 

3.バストアップ効果が期待できる

 
 

ダイエットをすると、ボリュームダウンしてしまうことが多いバストですが、コルセットダイエットでは、「バストアップが期待できる」ともいわれています。

 

その理由は、肋骨をコルセットで締めることで、バストの位置が上がるからです。バストの位置が高くなるため、ボリュームが出て見えるのです。また、コルセットを継続して使用することで、「バストサイズがアップした」といった声もあります。

 

4.きれいなくびれが作れる

 

きれいなラインの腰のくびれを作れるのもコルセットダイエットのメリットです。コルセットダイエットは骨格そのものにも影響を与える方法なので、ある程度の期間継続すればくびれを作ることができます。

 

バストやヒップのボリュームがなくて気になっていた場合は、ウエストがくびれることでバストやヒップが強調され、より大きく見える効果もあります。コルセットダイエットは、食事制限がメインになるダイエットと違って無理に脂肪を落とすことがありません。そのため、ダイエットしてもバストの脂肪が落ちないことが特徴です。

 

ダイエットによってバストを小さくしたくない人は、コルセットダイエットで骨格からアプローチするのがおすすめです。

 
 

コルセットダイエットをするデメリット

 

コルセットダイエットにはさまざまなメリットがありますが、一方でデメリットもあります。

 

コルセットを使って体を締め付けてサイズダウンを狙う方法なので、やり方によっては体調不良の原因になることも。また、継続しても思うような効果が得られないこともあります。

 

ここでは、コルセットダイエットのデメリットをまとめました。

 

1.リバウンドしてダイエットに失敗する可能性がある

 

コルセットダイエットでスリムダウンして理想の体型になれたとしても、コルセットの着用を継続しなくなると、ダイエットに失敗する可能性があります。

 

コルセットを着用している間は、お腹が押さえられていることで、自然と食べ過ぎ防止に繋がります。しかし、締め付けがなくなると食事量が増えることで体重が戻りやすくなるのです。

 

また、コルセットを着用している間は、お腹周りを締め付けることで細く見えていたものの、着用をやめると徐々にウエストサイズも元に戻ってしまうこともあります。

 

これらの点を考えると、コルセットダイエットだけで痩せるのは厳しいといえるでしょう。食事の見直しや運動などと組み合わせてダイエットすることが大切です。

 

2.内臓への負担や血行不良の原因になるおそれも

 

先に述べたように、コルセットダイエットはお腹周りを締め付けるため、内臓に負担をかけてしまい、「血流が悪くなりやすい」といったデメリットがあります。

 

程良い締め付けで短時間着用する分には良くても、「早く細くしたい」といった理由で、無理な締め付けを続けてしまうと体に負担がかかります。また、血液の流れが悪くなることから、貧血や皮膚トラブルを起こしてしまう場合もあります。

 

また、コルセットを無理やり長時間着用していると、体にストレスがかかって自律神経が乱れる場合もあります。自律神経の乱れが影響しやすいのが胃腸です。胃腸に負担がかかると便秘になることがあり、ダイエットのペースダウンにもつながります。

 

安全にコルセットダイエットをするには、締め付けすぎないことを意識しましょう。特に最初のうちは、コルセットの締め付けをゆるめにし、着用時間も1時間程度に留めることが大切です。

 

3.腹筋が衰える

 

コルセットを着用すると姿勢が良くなるものの、コルセットの補整力に頼っている部分が大きく、実は腹筋や背筋はあまり使えていないのです。

 

そのため、腹筋が衰えてしまい、結果として筋力が低下することがあります。すると、締め付けでウエストは細くなっても、「お腹はぽっこりのまま」ということになりかねません。

 

正しい姿勢をキープするためには、腹筋と背筋の両方を使うことが必要です。コルセットダイエットを成功させるためには、お腹の筋肉維持のためにトレーニングを行いましょう。

 

4.肌が弱い人には向かない

 

コルセットダイエットは、敏感肌の人には不向きとされています。コルセットは体に密着させて着用するため、どうしても蒸れやすい傾向にあります。

 

特に夏場はすぐに蒸れてしまい、あせもや肌荒れの原因となることも。敏感肌の人には刺激が強く、ダイエットが継続できないこともあるので注意が必要です。

 

5.むくみやすくなる

 

コルセットダイエットは体を締め付けることでダイエットをしていくため、体中を巡るリンパの流れが悪くなります。リンパの流れが滞るとむくみやすくなり、手や足がパンパンにむくむ可能性も否定できません。

 

ダイエットしているはずなのに、体がむくんで体重が増えて しまったら本末転倒です。コルセットは毎日時間を決めて着用し、マッサージや適度な運動も取り入れてむくみの解消を図りましょう。

 
 

コルセットダイエットを成功させるポイント

 

コルセットダイエットを成功させるために、3つのポイントをお伝えします。

 

1. 1日1時間程度からはじめる

 

コルセットの着用は、1日1時間程度の短時間からはじめましょう。最初から無理して長時間使用すると、内臓を圧迫して血液の流れが滞り、気分が悪くなる要因となるため注意が必要です。

 

コルセットの着用に慣れてきたら、少しずつ着用時間を延ばします。とはいえ、1日中つけたままではNGで、3~5時間程度を目安にしましょう。

 

また、体調に合わせて着用することも大切です。いつもは5時間くらいの着用が平気であっても、「今日は1時間で何となくしんどい」というときは、すぐにコルセットを外しましょう。

 

2.就寝時には着用しない

 

コルセットは、お腹周りを締め付けるため、就寝時に着用するとリラックスできません。就寝時は、コルセットの着用を控えましょう。

 

リラックスできないと、なかなか寝つけず、たとえ寝入ったとしても夜中に何度も目を覚まし眠りが浅くなります。そのような事態を避けるために、就寝前にはコルセットを外すことを忘れないようにしましょう。

 

3.薄手のシャツやキャミソールの上から着用する

 

コルセットは、素肌に直接着用するのではなく、薄手のシャツやキャミソールの上から着用しましょう。直接着用すると、汗をかいて肌トラブルを引き起こす危険性があるからです。

 

また、シャツやキャミソールの上から着用することで汗汚れが防げるため、コルセットを頻繁に洗う必要がなく手間がかからないというメリットもあります。

 

4.運動と筋トレも同時に行う

 

ただ体を締め付けるだけではなく、運動や筋トレも習慣にするのが効果的です。コルセットを着用する時間が長くなると、腹筋や腰回りの筋肉が衰えることがあります。リバウンドを防ぐためにも一緒に筋トレをするのがおすすめです。

 

運動は有酸素運動が適しています。ウォーキングやジョギング、水泳といった種目のなかから続けやすいものを選んで取り入れてみてください。

 

5.食事内容を見直す

 

筋トレを始めるなら、たんぱく質を積極的に取り入れることも重要です。筋肉のもととなるたんぱく質をしっかり摂らないと、いくら負荷をかけても筋力が思うようにつきません。トレーニングによって破壊された筋肉を修復する過程で筋肉がついていくため、必要な栄養素を十分摂るようにします。

 

なかでも、動物性たんぱく質(肉・魚・卵・乳製品)を意識して摂ることが大切です。一方で、太る原因になりやすい脂質や糖質は控えるよう心がけましょう。

 

6.毎日継続する

 
 

ダイエットの基本は、とにかく継続することです。特にコルセットダイエットは継続して毎日着用することで効果を期待できます。少なくとも1ヶ月以上は継続しましょう。

 

ただし、継続することにこだわりすぎるのも禁物です。その日の体調を見ながら、時には着用時間を短くしたり、思い切って1日休んだりすることも大切。無理せず継続できるように、体調と相談しながら続けるのがおすすめです。

 

7.自分の体のサイズに合ったものを選ぶ

 

自分の体型にマッチしたコルセットを選ぶこともポイントです。コルセットを購入する前に、自分のアンダーバスト・腰回り・ウエストの長さを実際に測ってみます。その数値を参考に、ワンサイズ下のサイズのものを購入しましょう。

 

コルセットの長さだけでなく幅にも注目します。丈や幅が合わないと、痛くて着用し続けられないことも考えられます。日本人の体格に合わせて開発された商品を選ぶとミスマッチが少ないのでおすすめです。

 
 

まとめ

 

コルセットダイエットは、手軽にメリハリボディを手に入れることができると人気のダイエット方法です。とはいえ、「内臓を圧迫する」「血流を悪くする」といったマイナス要素もあるダイエットなので、やり過ぎには気を付けましょう。

 

安全にダイエットを成功させるためには、着用時間を3~5時間に留めること、締め付けすぎないことを心がけることをおすすめします。また、コルセットを外しても理想の体型を維持できるように、食事の見直しや毎日の生活に簡単な運動を取り入れましょう。

 

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