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冷え性の人がダイエットを成功させるには?7つのポイントを紹介!

2022.11.18

ダイエット

ダイエットを効率良く進めたいのに冷え性になってしまったり、冷え性でダイエットの結果が思うように出なかったりすることがあります。

では、冷え性はダイエットとどのような関連があり、体温の高さがダイエットの効率を左右するのはなぜなのでしょうか。

今回は、ダイエットによって冷え性になる原因や、ダイエットを効率良く進めるための冷え性との関係性について解説します。

また、冷え性でも効果的にダイエットを進めるための4つのポイントについても紹介していますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

この記事は約5分29秒で読み終わります。

 

ダイエットが冷え性の原因になることがあるの?

 

ダイエットを進めていくうちに、冷え性になってしまうことがあります。筋肉をつけると体温が上がるといわれているにも関わらず、ダイエットではなぜ冷え性になってしまうのでしょうか。

 

ここからは、ダイエットをしているうちに冷え性になってしまう原因や、冷え性につながるダイエットのやり方について紹介します。

 

筋肉が落ちてしまったケース

 

ダイエットで筋肉が落ちてしまうと、体温を上げることができなくなって冷え性になることがあります。

 

とくに、筋トレなどの運動を行わず、食事制限だけで痩せようとした場合に多い傾向です。

 

食事を過度に制限してしまうと筋肉の生成に必要な栄養が足りず、脂肪だけでなく筋肉の分解が進んでしまいます。

 

また、筋トレを行っていてもたんぱく質の摂取不足になっているときも、筋肉の分解が合成を上回ってしまい、筋トレの効果をうまく引き出せません。

 

つまり、ダイエット中の筋肉量減少こそ、冷えにつながる痩せ方であるといえるでしょう。

 

必要なエネルギー源が摂取できていないケース

 

ダイエットのために糖質をまったく摂らないような極端な食事制限を行っていると、冷え性になる場合もあるため注意が必要です。

 

人のエネルギー消費は、生命維持にかかる基礎代謝が約70%、日常生活などの運動消費が約20%、食事誘発性熱産生が約10%といわれています。

 

食事誘発性熱産生(DIT(Diet Induced Thermogenesis))は、食べ物を消化・分解して吸収する際に発生する熱のことで、体温を保つ役割を担う重要な働きのひとつです。

 

食事の摂取を過度に制限していると、この食事誘発性熱産生がうまく機能しなくなって体温が維持できず、冷え性になっている可能性があります。

 

また、エネルギー源の摂取不足だけでなく、ビタミン不足による血行不良で体温維持ができなくなっているケースも少なくありません。

 

そのため、ダイエットを行う際には、食べすぎを避けつつ必要な栄養は摂取できるように、食事を見直すことが冷え性を防ぐうえでも重要になります。

 
 

冷え性になるとダイエット効率が低下することも

 

ダイエットによって冷え性になる場合もあれば、冷え性によってダイエット効率が低下する原因になることがあります。

 

「一生懸命ダイエットをしているのになかなか痩せない」という場合、冷え性が原因になっていないか疑ってみましょう。

 

ここからは、冷え性がダイエット効率にどのような影響を与えるのか、ダイエット効率が下がる理由について紹介します。

 

筋肉量や血流環境の低下

 

過度な食事制限など、筋肉量が低下するような方法でダイエットを行って冷え性になると、筋肉が落ちたことでエネルギー消費が鈍化するため痩せにくくなります。

 

また、ビタミン不足による血行不良も代謝の低下につながるため、ダイエット効率が下がる原因のひとつです。

 

食事をきちんと摂取していなければ筋トレをしても効果が表れにくく、かえって筋肉量が減ってしまう可能性もあります。

 

冷えは筋肉量や食事のエネルギー消費と密接な関わりがあるため、ダイエットを行う際には体温を上げる工夫も意識して取り入れましょう。

 

体温の低下

 

体温の低下は基礎代謝を下げることにつながり、エネルギー消費量が減少してダイエット効率が下がる原因になります。

 

体温が1度上がると基礎代謝が約15%程度アップするといわれており、冷え性になって体温が低下すれば基礎代謝ダウンにつながりかねません。

 

また、基礎代謝は消費エネルギー全体の約70%を占めているため、ダイエットの効果を引き出すためには、体温を上げて基礎代謝を上げることが成功への近道だといえるでしょう。

 

冷え性改善にはタイプごとのアプローチが効果的!

 

冷え性にはいくつかのタイプがあります。冷える箇所によって、症状もさまざまです。自分がどれに当てはまるかを知り、タイプごとに異なるアプローチで冷え性を改善しましょう。

 

末端冷えタイプ

 

・手足の先が冷える
・同時に肩こりや頭痛を感じることがある

 

手足の末端が冷えるタイプは、血行不良になっていると起こりやすいです。また、その多くは食事量の不足が原因といわれています。極端な食事制限や過度なダイエットは控えるようにしましょう。全体に熱が渡るように身体の中心を温めると改善が期待できます。

 

下半身冷えタイプ

 

・上半身は温かいのに、下半身が冷たい
・ふくらはぎや足先に冷えを感じる

 

同じ姿勢でいる時間が長かったり、骨盤に歪みがあったりすると下半身が冷えやすいです。デスクワークでお尻の筋肉が固まってしまっている方や姿勢が崩れている方は要注意です。正しい姿勢を意識し、ストレッチなどでお尻や下半身の筋肉をほぐすのがおすすめです。

 

内臓冷えタイプ

 

・厚着していても冷えを感じる
・同時にお腹が張ることがある
・手足が温かいのに、お腹が冷えている

 

内臓の冷えは、ストレスによって自律神経が乱れている場合に起こるといわれています。自分では気付きにくいですが、知らずに冷たい飲食物を摂っているかもしれません。温かい食べ物を意識的に摂取し、食べ過ぎに注意しましょう。

 

全身冷えタイプ

 

・季節や温度にかかわらず全身が冷える

 

若者や高齢者に多いのが、基礎代謝の低下から起こる全身冷えタイプです。1年中冷えているため自覚しにくいのが特徴です。十分な休息をとり、軽めの運動や健康的な食習慣を意識しましょう。

 
 

冷え性の人がダイエットを成功させるための7つのポイント

 

前述のとおり、体温とエネルギー消費には密接な関わりがあり、冷え性を改善させて体温をアップさせることがダイエットの成功を左右する重要なポイントになります。

 

では、具体的にどのようにすれば冷え性を改善することができるのでしょうか。ここからは、冷え性改善に役立つ7つのポイントについて紹介します。

 

1.体を温めるものを食べる

 

冷え性の改善を目指すために、体を温める食材を積極的に取り入れましょう。なかでも生姜と根菜類がおすすめです。

 

生姜は発汗作用や保温効果だけでなく、食欲をアップさせたり疲労を回復させたりと、さまざまな効果が期待できる食材です。チューブやパウダー状など、使いたい量や用途に合わせて購入できる手軽さも魅力です。

 

根菜類にはにんじんやごぼう、れんこん、じゃがいもなど多くの種類があります。煮物や鍋、お味噌汁などにして積極的に摂取しましょう。

 

一方で、体を冷やすような食材はできるだけ避けた方がよいでしょう。飲み物は温度に気を付け、冷たすぎるものは控えてください。

 

2.良質なたんぱく質を摂取する

 

人間の筋肉や体内の機能に欠かせないたんぱく質は、胃で消化される際に熱を生み出すといわれており、体を温めるために欠かせない栄養素です。なかでも、魚や卵などの良質で高たんぱくな食材を摂取するよう心がけましょう。

 

また、たんぱく質は筋肉をつくる際に必要な材料です。筋肉量は多いほど熱量も上がるため、冷え性の対策としても効果が期待できます。たんぱく質をたくさん摂り筋肉が増えれば基礎代謝も上がるので、減量を目指す人にとっても大きなメリットでしょう。

 

3.マッサージをする

 

血行不良によって体の冷えが起きているケースも多いです。血のめぐりをよくする方法のひとつとして、マッサージがおすすめです。血行が改善すると、冷え性だけではなく疲れやだるさの解消も期待できます。

 

冷え性の改善には、太い血管が集中している部位をマッサージするのがコツです。お腹を両手で温めるようにさすりながらマッサージをしてみましょう。ゆっくりと痛くない程度に押すのがコツです。

 

4.全身運動をする

 
 

全身運動は、血流の改善や基礎体温アップの効果が期待できます。とはいえ、運動習慣のない方やまとまった時間を確保するのが難しい方も多いです。そんな忙しい方でもウォーキングは取り入れやすく、脂肪燃焼にも期待が持てる全身運動です。

 

1日30分ほどのウォーキングを週4~5日ほど行うのがベストですが、重要なのはできるだけ継続することです。ハードな運動にこだわらなくても、ペットと散歩をしてみる、近所のコンビニまで歩いてみるといった気軽な気持ちで、まずは運動する習慣を身に付けましょう。

 

5.湯たんぽや腹巻を活用する

 

お腹や太もも、二の腕などの大きな筋肉を温めると血流改善に効果的です。大きな筋肉は冷えやすい一方で、外からの熱も吸収しやすい特徴を持っています。汗をかかない程度に温めることで、末端まで血がめぐるようになります。

 

温め方法としておすすめなのが湯たんぽや腹巻です。どちらもコストをかけずに体の内側からじっくりと温めることができます。腹巻は体の中心部分を温めつつ、着用したまま移動や外出ができる便利なアイテムです。効果的なグッズを活用しながら体の冷えを予防してください。

 

6.温かいお風呂につかる

 

温かいお風呂につかって、体をしっかりと温めるのも冷え性改善に有効な手段のひとつです。

 

入浴をシャワーだけで済ませず、10分~15分程度を目安に湯船につかる習慣をつけましょう。

 

入浴中は体温が上がって血管が広がって血流が良くなっているため、湯船につかりながらマッサージを併用するのもおすすめです。

 

自分の好きな入浴剤を入れたり、アロマオイルなどを使用したりして、入浴時間を楽しみながら体温アップを図ってみてはいかがでしょうか。

 

7.エステで適切なダイエット法や食事のアドバイスをもらう

 

自分に合ったダイエット法や冷え性を改善する方法などがわからない場合には、エステでプロに相談してみるのもおすすめです。

 

ダイエット向けの施術を受けて代謝アップにつなげるほか、リラックスできるのでダイエットを継続するご褒美として活用することもできます。

 

施術を受けながら食事の内容や冷え症が気になることを伝えて、自分に合う方法についてアドバイスしてもらうと良いでしょう。

 
 

まとめ

 

ダイエットと冷え性は密接な関わりがあり、とくに筋肉量を増やすことは冷え性改善にもダイエットにも欠かせません。

 

筋肉を効率良く増やすためには、筋肉のもとになるたんぱく質を積極的に食事に取り入れるなど、トレーニングだけでなく食事にも気をつける必要があります。

 

筋トレがつらければまずはマッサージやストレッチからはじめてみるなど、自分にできる範囲のことから取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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